町内のクリーン作戦に参加してきたわけですが。

2014年04月10日

先日の日曜日は住んでいる地域のクリーン作戦に参加してきました。

集合時間を30分早く勘違いしていたのは誰にも内緒です。w

みなさんご存知かとは思いますが、クリーン作戦というのは袋を片手に歩いて落ちているゴミを拾って歩くわけです。
驚かされるのは未だに道にゴミを捨てていく輩がいる、ってことですよね。

環境だ、マナーだ、なんて言っているこのご時世に、誰も見てないからか何なのかは知りませんが、窓から空き缶をぽいなんて正直その神経がわかりません。

いまどき、ですよ?

空き缶なんてまだかわいいもんでゴミ箱一袋分なんて悪質犯もいたりもするんだから驚きです。

でもたまにその中におそらくは捨てた人宛であろうハガキや封筒なんかが混じっていたりして笑えます。

意外におまぬけさんなんですね。

たぶん次回は通報されることになると思います。

さて、本題はそうやってゴミを拾いながら近所の人たちと歩いていた時のこと。
(僕は実はクリーン作戦の本当の目的はこういう”親睦”なんじゃないかと思っていますw)

僕と同じ班の方が
「昔は大雨が降っても川の水が増水するのは次の日とかまたその次の日とかだったんだよ」
すると別の方が
「そうして1週間くらいは水の量が多かったなあ」
「結局それだけ山の治水力が落ちているんだろうな」
「針葉樹ばっかり植えるようになったもんでやさな・・・」

同じ地区に住んでいる森林組合で働いている人からも山の究極の形は広葉樹林で、
植林された針葉樹ばかりの山は痩せてしまって死んでいるようだ、という話を聞いたことがあります。

戦後、お金になるから、という理由で杉や檜の針葉樹が大量に植林され、その時植えられた木たちが今伐採時期を迎えている。

針葉樹ばかりになって、植林の第2世代を迎えるのは山としても経験がなく、そうなった時に山がどうなっていくのかはわからない、、、などなど。

僕の目には緑豊かな山に見えるのですが、実際にはいろいろ考えなければいけない問題を抱えているようで。

その木を使って仕事をしている僕も他人事ではないわけで。

実はこの手の話はだいぶ前から耳にしていたことで。

そろそろ本気で取り組まないといけない問題なんだと思います。

写真は僕が住んでいる瓜巣の山々。町内のクリーン作戦に参加してきたわけですが。

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Posted by 大工 森 at 07:17│Comments(0)
 
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